薩摩の武士が生きた町 〜武家屋敷群「麓」を歩く〜

出水市

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城山

城山
城山は出水十一ヶ城跡の一つです。鎌倉期には和泉城と称し、伴系の和泉氏の本拠であり、室町末期までの400年間の長きにわたって、種々変遷が行われました。室町期に入って島津氏十代忠国の弟用久が薩州家を起し亀ヶ城(城山の別称)に入ったのが享徳2(1453)年でした。城山一帯は、厚いシラス層で、長年の浸食でできた大小の谷は通路にも迷路にもなります。東西は、米ノ津川と平良川に挟まれ、城の要害性がうかがわれます。
           
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出水麓(出水市)
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